金高真悟の奇天烈(キテレツ)大百科

日々徒然なるままに

株式会社ニコシスの新入社員が毎日のあれやこれやを語ります。

だれでも簡単にスキャニング出来る装置!!

ページ送り装置

こんばんは。
キテレツです。

ボス:(*´∇`)ノ 「キテレツさん。だれでも簡単にスキャニングできる装置作れません??」

ボス:(*´∇`)ノ 「卓上で簡単にスキャニングできるんだけれど、本は痛めたくないの。売りに行けるでしょ。」

って発想です。

ページ送りの機構

って色んな所で研究されていますね。
自炊って言葉が一般化されていますが、スキャナーでスキャンしたデータを電子書籍として利用する事。

現在主流になっているのは、本を裁断してバラバラにしてスキャンする方法と、人間が手でめくりながらスキャンする方法です。
バラバラにするのは結構面倒ですし、人間が手でめくるながらスキャンするのはもっと面倒です。
それに、バラバラにするための裁断装置をコンパクトにするには・・・これまた面倒です。(-∀-`; )

有名なところでは

■りーだぶる
http://www.j-d.co.jp/welfare/readable.html

ってのがあります。
キテレツが知っていた頃の「りーだぶる」からはるかにパワーアップしています。
この装置は、障碍を持って生まれてきた方々が寝転んだまま本を読むのに効果抜群!ってコンセプトで紹介されていました。

高速に読取る装置としては

大日本印刷 ブックスキャナー
http://www.dnp.co.jp/news/10061081_2482.html

こんなのがあります。
1分間に260ページもめくれるそうです。

けっこうごついなぁ・・・(-∀-`; )

ってのがキテレツの感想です。
やっぱり手軽に使えて、コンパクトなのがいいですよね。
設置も楽な方が、気軽に使えます。

キテレツが昔携わったページ送り装置

がありまして。(*´∀`)アハハン♪

正確にはページ送り装置ではなくて、工場の中に設置されてた「ペーパー送り装置」です。
薄いペーパーを小さなタイヤでシュシュッって送り出します。

めくるのとは違いますが、送り出すだけでも当時は結構苦労してました。

送り出すだけでも微調整が大変だったのにめくるとなると・・・・どうする???・・・(・∀・i)タラー・・・

人間の指はどうしている?

って所を考えてみます。
つまり、高速性は捨てます。

別に・・めくりたいタイミングにめくれればそれでOKだと思うんですよ。(*´∀`)アハハン♪

  1. ページの端っこをつまむ or 指の腹をめくりたいページにこすりつける
  2. ページの端っこを浮かせる
  3. ページの端っこを反対側にスライドさせる

文章で書くとたった3工程ですね。
しかし・・・・

エェ━━━━(´Д`υ)━━━━・・・

ってなるくらい実際に作ってみると厄介です。

キテレツはある程度似たようなものを作る仕事に携わったことがあるので、直面する問題をなんとなく想像するんですが、

  1. 人間の微妙な力加減を機械で実現するのが難しい
  2. 人間の動作スピードを再現するのが難しい
  3. 人間の臨機応変さを再現するのが難しい

って部分・・つまり、人間の手って想像以上に万能です。
これにより

  1. 複数のページをめくってしまう
  2. ページを破ってしまう
  3. ページがめくれない
  4. サイズに対応できない

ってのが想像できますね。

機械が目指すのは人間の補助

って所なんです。

危険な場所とか繰り返し作業とかを機械に任せて頑張ってもらう。
そう考えればページめくりもそうですね。
簡単にページめくり出来る装置があれば、色んな所で利用してもらえそうです。
自炊業者さんとか喜ぶんじゃないでしょうか?(*´∀`)アハハン♪

どうする???

って所に戻るんですが、、、キテレツなら

  1. 浮かせる
  2. 差し込む
  3. ページスライド
  4. 抑える

の4工程をシンプルに行う仕組みにするかなと。
スキャニングすることを前提に考えるのであれば・・・・平面に設置するメカがいいですね。
ブックスタンドに装着できるように工夫すれば、さらに使いやすいです。

もちろん・・

(-∀-`; ) 「多重めくりとかどうすんねん!」

(-∀-`; ) 「やぶれちゃったらどうすんねん!」

(-∀-`; ) 「めくる方式とかどうすんの?」

ってのは後回しです。
まずは、やりたい動作を明確にしてソコに対してアタックです。

材料は??

って所ですが、特殊な部品とか使っちゃ意味が無いと思うので・・・・関西が誇る電気街「日本橋」で手に入る部品でどうにかしたいなと。

摘むには・・・サーボモーターに・・・・玩具のタイヤ使うか?(-∀-`; )
コントローラー部分は、ArduinoUNOで頑張る。(*´∇`)ノ
スライド機構は・・・・100円均一でスライダー買ってくるか。
玩具のスライダーでも良いかなぁ。(*´∀`)アハハン♪
サーボモーター2つか3つ回せばやれるかな。
ページめくるだけだからトルクは必要ないし。

制御こそノウハウ

なんです。(*゚∀゚)っ

その辺のパーツ屋さんで買える物で作るなら、だれでも作れてしまいます。
しかしながら、それをお上手に制御する部分について優劣がつくわけですね。
パーツが購入できるからといって、組み方も千差万別なのでそこでも差が出てきます。

組み込み装置の開発期間が長い理由はソコにあります

つまり、部品の組み合わせと制御の組み合わせが自由気ままなので、調整できるポイントがいっぱいなんですね。
メカの組付けと制御のベストな組み合わせを見つけるのに時間がかかるわけです。
求められるのは動作する結果であって、その過程についての注文は少ないですから。

どちらかと言うと、研究開発の分野ですね。
メカが決まっていて、動作も決まっているなら制御ってあっというまに作れるんですが、多くの仕事はそうではないです。

手軽にページがめくれる装置

少ない部品とありきたりの機構で実現できるかどうか?(*´∀`)アハハン♪
そんな風に考えるのって面白いです。
少しずつ部品買って作ってみようかな。

ある程度形になったら、KickStarterかCampFireに

投稿すると面白そうです。
規約とか読んでませんが、モノ系はある程度形になってから皆さん投稿しているみたいなので・・・・アイデアの段階で投稿しても良いのかな?
規約読まなきゃ・・(-∀-`; )